空き家を処分するおすすめの方法と注意点を解説します

コラム

「親から実家を相続したものの、住まずに空き家になっている」という方、意外と多くいらっしゃいます。
売るなり取り壊すなり処分しなければ・・・と思ってはいるものの、遠方だったり手間がかかって面倒だったり、さまざまな理由で放置してしまっていませんか?今も空き家は増え続け、社会問題としてメディアにも取り上げられています。
そして実は空き家は放置していると所有者にとってリスクしかなく、いくら面倒でも出来るだけ早く処分することが賢明です。
そこで今回の記事では、空き家を処分するための方法と、それぞれのメリット、注意点について解説します。
空き家処分におすすめのサービスもご紹介していますので、是非最後までご覧下さい。

空き家を処分する方法

空き家を処分する方法には複数の種類があります。それぞれにメリット、デメリットがありますので、以下で説明していきましょう。

空き家の処分方法1.そのまま売却

空き家の処分の中でもっとも簡単でベストなのは、そのままの状態で売却できた場合でしょう。
一般的に30坪の木造住宅を解体しようとすると、120万~150万円程度の金額の支払いが生じます。
現状のまま売却できればこの解体費用が一切かからないわけですから、これは大きなメリットであると言えます。
買主が使うようであれば家財道具も付けたまま売れることもあるため、処分のお金や手間がかかりません。
ただし、そのためには「中古住宅」として売れるような家の状態であること。あるいは土地に需要があり立地条件が良いこと。築年数が浅かったりデザイナー物件である等、立地が悪くても家に価値や魅力があること・・・等、このような要素が必要となるケースが多いです。
また、買主が購入した後に一見分からないような欠陥などの瑕疵を見つけた場合、それに対して売主が補修費用を負担しなければならない「契約不適合責任」に問われる可能性があります。これは法律で買主が瑕疵を知ってから1年間適用されます。
内容や状況によっては契約の破棄や損害賠償請求をされた事例も実際にありますので、売る際には前もって物件の状態をしっかり確認し注意を払うことが大切です。
戸建てではなくマンションの場合は、そのままかリフォームをして売却という方法を取ることになります。

空き家の処分方法2.更地にして土地を売却

古い空き家で管理も怠っていたために状態が悪く建物の劣化が激しい場合には、古屋を解体して更地にした方が早く、そして高値で売れる可能性が高くなります。
更地は新築での購入を希望している個人だけでなく、不動産会社からの需要も高いため買い手がつきやすいこと、そして建物を残していることが原因で生じる可能性のある犯罪や災害による倒壊、近隣に居住する方との関係や地域の問題のリスクも減るというメリットがあります。
デメリットはやはり解体費用がかかるという点です。特に鉄筋コンクリート造であったり浄化槽が地下に設置されている場合には、撤去の費用として数万円~数十万円の料金が上乗せされてしまいます。
また、家付きと比べると固定資産税が高くなるため、買い手を見つけるまでに時間がかかりそうな立地の場合には解体の時期やタイミングをよく検討し予定を考えることがおすすめです。

空き家を更地にする時のポイント

上記で説明した通り、更地にすると固定資産税が上がります。具体的には、その土地に建物があるよりも、敷地面積の200平米までは固定資産税が6倍、200平米を超える部分は3倍になります。
とはいえ、建物の劣化が激しくカビの繁殖などがある場合には早めに解体しておいた方が良いでしょう。特に立地条件が良い場合は更地にした方が人の目に留まりやすく、早めに買い手がつくことが期待できます。
一方で、もし更地にした後で買い手がなかなか見つからないようであれば、土地を活用して農地や駐車場を経営することも税金の対策として有効な手段です。立地によっては固定収入が見込めるため、逆にメリットとなり得ます。

空き家の処分方法3.第三者への譲渡

空き家の処分として売却をしてみたけれどまったく買い手がつかない、といった状況も当然考えられます。
買い手がつかず空き家を所有している限り管理義務はいつまで発生し、管理費や固定資産税もかかり続けますし、相続放棄をしたとしても空き家だけを放棄することはできない為、管理義務は残ってしまい思いのほか影響を受けることになります。
そのため、維持することが難しいのであれば”第三者に無償で譲渡する”という選択肢も検討するべきでしょう。

空き家の処分方法4.賃貸に出す

空き家の処分は何も売却に限ったものではなく、「賃貸に出す」という方法もあります。
そのままの状態で難しければ、賃貸に出せるようリフォームやリノベーションをしたり、マンションやアパートとして新たな有効活用をしていくことも可能なのです。
駐車場と同様、借主が見つかれば賃貸経営で家賃収入を得ることも出来ます。

空き家の賃貸はメリットが大きい

空き家の処分を決めたら、早く売りたい、手放したい、という気になるかと思います。
しかし、空き家を探している人の中には遠方からの移住を検討している方が多く、「試しに住んでみてから完全移住を決めたい」という声をよく耳にします。
そのため、いきなり購入をすることに不安を感じたり、躊躇されているケースが少なくありません。
そこで賃貸であれば費用も安くもっと気軽にチャレンジ出来ますし、住んでみてお互いのことをよく知り、その後希望があれば買い取ってもらう形にすることも可能です。
また、そうすることで誰か分からない相手よりも契約に生じる様々なリスクやトラブルを防止することにもつながるでしょう。

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というのも、空き家の売買に関する情報を提供するサイトは多いものの、賃貸物件を扱うサービスは少ないこと、不動産業者に仲介を依頼をした場合、希望の価格や条件が通らなかったり仲介手数料がかかったり、地方の田舎の場合はかなり低い価格で売却や賃貸を行うので修理が生じた際などに貸主側が支払うと採算が合わなくなる可能性もあります。
その点「空き家マッチング.net」は直接取引が可能であり、希望の条件を自由に提示、更に完全無料で利用することが出来るのです。登録や成約時の手数料なども一切かかりません。
また、エリアを限定せず日本全国の空き家情報を受付しており、買い手を自分で探す必要もなく、空き家を探しているより多くの人に情報を見てもらうことが可能なため、自治体ごとに行っている特定の範囲を対象とした空き家対策よりも早く買い手や借り手が見つかる可能性があります。
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